ヤマハはEICMAで新型Tracer 700を発表した。2016年から存在するモデルながら日本には導入されていないモデルだが、今回のモデルチャンジで新しいフェアリングを搭載、LEDツインヘッドライトを採用した。
エンジンは排ガス規制Euro5適応対応の、689cc CP2エンジン。クラス最軽量、クラスナンバーワンのパワーウェイトレシオを誇る。

デュアルヘッドライトで迫力のフロントマスク


サスペンションは前後アジャスタブルで、スクリーンは片手で調整可能な機構となる。ライディングポジションとエルゴノミクスの最適化を実施し、パッセンジャーの快適性も改善しているとのこと。
インストゥルメンタルパネルはLCDディスプレイで、ハンドガードには小型、薄型のLEDウインカーが搭載される。純正でこのデザインというのは、流石ヤマハらしいセンスの良さだ。
ハンドガード下に薄型LEDウインカーが収まる
リアも同様に薄型LEDウインカーを採用

カラーはIcon Grey/Sonic Grey/Phantom Blueとなる。欧州では2020年3月よりデリバリーが開始となる。

新型Tracer 700諸元

エンジン:並列2気筒 CP2エンジン
排気量:689cc
ボア x ストローク:80.0 x 68.6 mm
圧縮比:11.5 : 1
最大出力:54.0 kW (75.0PS) @ 8,750 rpm
最大トルク:67.0 Nm (6.83 kgf-m) @ 6,500 rpm

CP2エンジン
快適性が増したシート

フレーム:ダイアモンドフレーム
フロントサスペンション:テレスコピックフォーク 130mmストローク
リアサスペンション:リンク式サスペンション 142mmストローク
フロントブレーキ:デュアルディスク
リアブレーキ:シングルディスク
フロントタイヤサイズ:120/70 R 17 m/c 58W チューブレス
リアタイヤサイズ:180/55 R17 M/C 73w チューブレス
排ガスはEuro5をクリア

全長:2,140 mm
全幅:840 mm
全高:1,290 mm
シート高:835 mm
ホイールベース:1,460 mm
最低地上高:140 mm
車重(wet):196 kg
燃料容量:17L
カラーリング:Icon Grey/Sonic Grey/Phantom Blue
Tracer(トレーサー) 700
Tracer(トレーサー) 700
Tracer(トレーサー) 700
Tracer(トレーサー) 700
Tracer(トレーサー) 700

Tracer(トレーサー) 700
Tracer(トレーサー) 700

(Source: yamaha)

(Photo courtesy of yamaha)