バレンシアGP ホルへ・ロレンソ「フィニッシュラインを通過した時、喜びと自由を感じた」

18年間の現役生活を終えたホルへ・ロレンソ。転倒が多かったレースということもあり13番手での完走となった。常に与えられた環境でベストを尽くしてきたことで、後悔は一切ないと語る。

「過去の事を話しても意味がない。これからの未来に集中すべき。」と常々言い続けてきたロレンソは、これから先どのような未来を思い描いているのだろうか。今までストイックに現役生活を続けてきただけに、まずはゆっくりと怪我の回復に集中して欲しい。ホルヘ、18年間お疲れさま。

ホルへ・ロレンソ

フィニッシュラインを通過した時に、大きな喜びと自由を感じました。このスポーツを健康な状態で終えることが出来、これからの人生も楽しめますからね。人生は一度切りですから、しっかりと楽しむべきです。今まで多くの犠牲を払ってきました。今もこうして背中の痛みを抱えているわけですしね。人生を思い切り楽しむべきですから、今日はこれから盛大に楽しみますよ。」

「昨日はグリッド上でそこまでプレッシャーを感じずにリラックスして挑めると思っていたんですが、実際は全く逆でした。スタートではとにかくミスをしたくなくてものすごいプレッシャーでした。他のカテゴリーでは路面が非常にスリッピーでしたから、転倒する可能性が高かったんです。後方での完走となりましたけど転倒したくなかったんです。」

「ミディアムタイヤは限界だったとは言え、ここでは極端にペースを落とすとタイヤが冷えて転倒に繋がりますからね。ティトに抜かれて彼についていくのが難しいとわかった時、とにかくレースを完走することに集中して無理にプッシュすることを止めました。この忘れがたい1日をファンと共に楽しむことにしたんです。

「チームとしてはチームチャンピオンシップを獲得し、今年3冠を達成することが出来ました。ほとんどはマルクの素晴らしいシーズンに助けられている事は間違いありませんけどね。ただ、自分もベストを尽くして戦いました。全く後悔はありません。今年の環境はあくまで今年だけのものですしね。」

18年間世界選手権で戦ってきましたが、優勝する感覚が恋しくなるでしょうし、最高の喜びと栄光を求めて共に戦ってきた家族が恋しくなると思います。最大限のリスペクトとプロフェッショナリズムで接してくれたホンダに感謝したいと思います。彼らの未来が素晴らしいものになることを願っています。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)