今年もまたチャンピオンシップ2位でシーズンを終えたドヴィツィオーゾは、マルク・マルケスがいなければチャンピオンシップ優勝が可能な実力を持ったライダーではある。しかしマルク・マルケスという怪物がいる以上、ライダーの力量で上回るか、バイクの圧倒的な性能差で上回るかしかない。ドヴィツィオーゾもこれについては十分理解しているようで、デスモセディチの性能アップを何度も訴えている。2020年はさらなるエンジンパワー、もしくはコーナーにおける旋回性など、何らかの武器をさらに磨く必要がある。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「いくつかの新しいことを試して、非常に興味深い結果を得ることができました。もちろん、あらゆる面でさらにテストを行う必要があり、他のサーキットからのフィードバックも必要です。とは言え、今日は良い感触を得ることができましたね。細かい点にも改良を加えて、さらに改善していきたいと思います。いずれにしても、今日のテストは非常にうまくいったので満足しています。」

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(Source: Ducati)

(Photo courtesy of Ducati)