アレックス・マルケスは2日目を17番手でテストを終えた。雨によって長時間の走行は出来なかったが、着実にバイクのフィーリングを掴んでいるようだ。セパンに向けてはフィジカル面で非常に厳しいと言われるRC213Vを御するためのフィジカルの作り込みも必要となる。

アレックスはユーズドタイヤで走行を続ける

初日同様にアレックス・マルケスはユーズドタイヤで走行を続け、RC213Vの理解を深めた。トップのマルクとのタイム差は約1.4秒で、この差をセパンテストから縮めていくことが出来るかどうかが問われる。今年衝撃的な速さを発揮したファビオ・クアルタラロは昨年のヘレステスト2日目でトップタイムだった中上 貴晶と0.8秒差の12位だったが、9番手フランセスコ・バグナイアは、2019年シーズンでは転倒に転倒を重ねた。そのため、ルーキーの現時点でのスピードから将来的なスピードを判断することは出来ないだろう。

アレックス・マルケス

「天候がこういった状況でしたが、朝にユーズドタイヤを使用してさらに前進することが出来ました。これは良いニュースですね。昨日同様に新品タイヤを履いた後に雨が降り出してしまったので、新品タイヤを履いてどうかというのはテストが必要です。レインでもバイクを走らせてみましたがフィーリングはいいですね。まだまだ作業すべき内容は多いものの、2日目のテスト内容には満足です。セパンに向けて自分が何をすべきは明確です。」

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(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)