FIM、FIAレースのダブルヘッダー
FIM 世界耐久選手権(EWC)の歴史の中で初めての冬季開催となる耐久レースであるFIM 世界耐久選手権(EWC)セパン8時間耐久レースが来週末の12月13日〜15日にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催される。このレースがユニークな点は、FIM 世界耐久選手権(EWC)の8時間耐久レースと、FIA WTCR(ワールドツーリングカーカップ)最終戦が同じ週末にダブルヘッダーのイベントとして併催されることだ。
2020年の鈴鹿8耐の予選となるレース
FIM 世界耐久選手権(EWC)セパン8時間耐久レースは、開幕戦のボルドール24時間耐久に続いて、2019-2020のFIM 世界耐久選手権(EWC)の第2戦となり、2019-2020のFIM 世界耐久選手権(EWC)の最終戦の舞台となる鈴鹿8耐を目指すアジアチームにとっての予選レースとなる。なお、FIM 世界耐久選手権(EWC)参戦チームについては招待チームとして参加する形となる。
2輪、4輪が曜日によって異なるイベントを開催
ダブルヘッダーのイベントであるため、FIM 世界耐久選手権(EWC)セパン8時間耐久レースとFIA WTCR(ワールドツーリングカーカップ)最終戦が、トラックを共有しながらセッションを重なることとなる。まず、水曜にFIM 世界耐久選手権(EWC)の練習走行、木曜はFIM 世界耐久選手権(EWC)のトップ10トライアルと予選が開催され、金曜にFIA WTCRの練習走行と予選スケジュールが組まれている。土曜13時にFIM 世界耐久選手権(EWC)セパン8時間耐久レースが開催され、日曜にFIA WTCR(ワールドツーリングカーカップ)のレースが開催される。
セパン・レーシングチームがエントリー
なお、地元チームとしてセパン・レーシングチームがFIM 世界耐久選手権(EWC)セパン8時間耐久レースにエントリーする。ライダーのラインナップはMotoGPクラス、ペトロナスヤマハのフランコ・モルビデッリ、WSBKのPataヤマハのマイケル・ファン・デル・マーク、そして今年限りでMotoGP参戦を終え、来年はMoto2に挑戦するハフィズ・シャーリンだ。セパン・インターナショナル・サーキットのCEOでもあるラズラン・ラザリは表彰台の頂点を狙うとしている。
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(Source: sepangcircuit)
(Photo courtesy of sepangcircuit)