モンスターエナジー・ヤマハMotoGP 開幕2戦の中止、延期について

バレンティーノ・ロッシ

カタールが発令した入国制限がイタリアからの渡航者に影響を与えるため、FIM、IRTA、ドルナはMotoGPクラスの開幕戦をキャンセル、さらにタイ政府もブリーラムで開催が予定されていた第2戦タイGPの延期を発表した。

これはイタリアからドーハへの直行便の利用者、過去2週間イタリアに滞在していた渡航者は、最低でも14日間の検疫を受けることをカタール政府が発表したことを受けた決定。多くのMotoGPパドック同様に、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPもその本拠地をイタリアに置いているため、この渡航制限により大きな影響を受ける。

マーべリック・ビニャーレス

「カタールGPがキャンセルされたこと、タイGPが延期となったことが残念です。いずれも自分が大好きなトラックですし、競争力を発揮出来たはずだからです。カタールテストを素晴らしい形で終えることが出来ましたし、開幕戦を楽しみにしていました。カタール、そしてタイのファンにとっても残念な決定ですよね。しかし今が非常に重要な時期であることは理解しています。出来るだけ早く状況が元に戻ることを祈っています。」

バレンティーノ・ロッシ

「実に残念なニュースです。冬の間トレーニングを重ねてきましたし、シーズン開幕に向けて準備していたんです。フィジカル面もメンタル面も仕上げてきたわけです。カタールテストの後、早く開幕戦を迎えたいと思っていました。カタールGPがキャンセルされたというのは受け入れるのが難しいですし、ファンにとっても一体いつ開幕になるのかわからない状況です。間違いなく開幕戦まで長くかかることは間違いないでしょう。2戦目のタイGPも全クラスで延期となってしまっていますから。この先数週間で状況が好転することを願っています。」

マッシモ・メレガッリ

「極めて難しい状況です。もちろん今週末からレースが出来ないのは残念ですが、同時にファンにとっても2020年のMotoGP開幕までもうしばらく待ってもらうことになるでしょう。しかし今の状況を考えるとFIM、IRTA、ドルナにとって他に選択肢はなかったでしょう。もしMotoGPを開催していたとしても、多くのチームが出場出来なかったはずです。MotoGPクラス開催を中止するというのは簡単な選択ではなかったはずですし、タイGPを延期するという決定にしても同様でしょう。しかし新型コロナウイルスの感染拡大はシリアスな問題です。開幕の2戦が無くなるというのは実に大きな痛手ですが、健康と安全が最も重要視されるべきです。チームとしてもこうした決定を尊重し、出来るだけ早くレースが出来ることを願っています。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of yamaha-racing)