今年限りでLCRホンダを離れると予想されるカル・クラッチローは、ポル・エスパルガロがホンダに移籍、アレックス・マルケスがLCRに移籍してくる状況はわかっていたと語る。中上とLCRの契約更新が完了していないことから、LCRで走る可能性がゼロになったわけではないとも語る。

出光が中上を手放すとは考えにくいことから、アンドレア・イアンノーネの資格停止処分が解けなかった場合の代役としてアプリリアに加入するものと予想されている。なお、アルベルト・プーチはFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)への移籍についてもシートはあるような言い方をしている。

この状況は3ヶ月前にわかっていた

カル・クラッチロー

こういった状況になることは3ヶ月前からわかっていました。ですからあまりショックは受けていません。それにLCRとは何年も素晴らしいレースを共に戦ってきました。今年は自分にとってLCRでの6年目のシーズンとなります。MotoGPで獲得した3度の優勝はすべてLCRで達成したものですし、何度も表彰台を共に獲得しています。」

「彼らと共に成し遂げた成績について感謝していますし、今年も全力で挑んでいきますよ。ただタカもまだ契約を更新していませんし、ルチオは自分をキープしたがっています。ですから自分にもまだ可能性はありますし、MotoGPで走る可能性があるわけです。体調は良いですし、戦闘力もあります。オーストラリアではマルクに続いて2位になっていますし、まだまだやる気も十分です。今シーズンが開幕するのも楽しみなんですよ。」
カル・クラッチロー
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(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)