左手組舟状骨を骨折したカル・クラッチローは、ヘレスのようなコーナーが多いサーキットにおいては、舟状骨は最も骨折していたくない骨と語る。小さい骨ながら、バイクを操縦する上で重要になる手首の動きを司る骨であるため、最悪の場合、金曜の走行の時点で無理と判断すれば土曜日以降の走行はしない可能性もある。

舟状骨はライディングに非常に重要な骨

カル・クラッチロー

「先週はウォームアップ走行で転倒してレースに出場することができませんでした。モーターホームから見るレースは奇妙なものでしたが、レース自体は楽しむことができました。ファビオ・クアルタラロの初優勝も見事だったと思います。選手は多くの選手が高速でグラベルに突っ込んで、骨を折っていましたね。」

「舟状骨というのは非常に小さい骨なんですが、ヘレスのようなコーナーが多いサーキットでバイクをライディングする際には、最も重要になる骨と言えます。ブレーキングやコーナリングで痛みが出る事は間違いありません。金曜の走行を終えた時点でどういう状況であるかお伝えできると思います。」

(Photo courtesy of michelin)