MotoGPのエミリア・ロマーニャGPレース結果だ。序盤はマーべリック・ビニャーレスが逃げに入るも、Pramacのフランセスコ・バグナイアがビニャーレスを抜いてトップに浮上。そのまま優勝と思いきやフランセスコ・バグナイアが転倒。ビニャーレスは突如として2位ライダーから優勝ライダーに浮上。

そのまま危なげなく走りきったマーべリック・ビニャーレスが、そのまま優勝。2位は11番グリッドスタートから追い上げたジョアン・ミル。レース前も予選順位さえ良ければと話していた通りの素晴らしい走りだった。

3位はポル・エスパルガロ。完走順としては最後まで表彰台を争ったファビオ・クアルタラロが3位だったが、ファビオ・クアルタラロは度重なるトラックリミット超過でロングラップペナルティーを受けた。ファビオ・クアルタラロは完走までロングラップペナルティーを実施しなかったために3秒加算、結果として4位となった。

5位はミゲル・オリヴェイラ、6位はチームとのミスコミュニケーションでQ2最下位でとなった中上。粘り強い追い上げで6位を獲得した。7位はWUPで最速タイムだったアレックス・マルケス。

8位のドヴィツィオーゾはファビオ・クアルタラロのペナルティーによってチャンピオンシップリーダーであることは変わらずにミサノを後にする。9位フランコ・モルビデッリ、10位ダニーロ・ペトルッチ、11位ヨハン・ザルコ、12位アレックス・リンス、13位ブラッドリー・スミスとなった。

優勝マーべリック・ビニャーレス

「本当に素晴らしい仕事が出来ましたし、準備をしっかり進めてきた成果を発揮出来ました。ペッコは物凄い速さでした。自分は残り10周に備えてタイヤを温存しておこうと思っていて、それからプッシュしようと思っていました。ペッコが転倒してからはとにかく転倒しないように可能な限りポイントを得るべく走りました。レース序盤に20L満載のタンクで良い走りが出来るセットアップが見つかったんです。サポートしてくれている全ての方に感謝したいと思います。」

2位ジョアン・ミル

「100%で走りましたから疲れましたよ。序盤多くの選手を抜くのは大変でした。表彰台の可能性が見えてからはプッシュして走りましたが、同時にタイヤは温存しながら走っていました。ここで2位を獲得出来たのは素晴らしい仕事をしてくれたチームのおかげです。」

3位ポル・エスパルガロ

「先週ミディアムで良い感触が得られなかったので少なくともレースで楽しもうと思ってソフトリアにしたんです。残り10周くらいでグリップが落ちてくると思っていましたが、思ったよりも早くタイヤが無くなってしまいました。序盤スピードを発揮出来たものの、タイヤが終わってしまってから苦戦しました。ディフェンシブに走りましたが、けして最後まで諦めませんでした。」

(Photo courtesy of michelin)