テルエルGPを終えた時点でのチャンピオンシップ順位だ。チャンピオンシップ首位は今回3位となったジョアン・ミル、抜群の安定感で表彰台を再び獲得し、ファビオ・クアルタラロに対するリードを14ポイントとした。
ジョアン・ミル
2位はファビオ・クアルタラロ。今回は8位で完走しポイントを獲得。バレンシアはヤマハが過去にスピードを発揮しているサーキットだけに、ポイント挽回が期待される。3位はマーべリック・ビニャーレス、テルエルGPでは7位となり、ファビオ・クアルタラロとの差を5ポイントとした。

4位は今回優勝したフランコ・モルビデッリ。ジャーナリストのマット・オクスレイに木曜の予選後のプレスカンファレンスで「タイトル争いは実質的に厳しいのでは?」と聞かれたあとに完璧な形で、「まだタイトル争いは可能だ」と示した。

対象的に今回13位となったドヴィツィオーゾはチャンピオンシップで5位となった。残り3戦でミルとの差は28ポイントに拡大。実質的にタイトル争いはかなり厳しいと言えるだろう。

そしてチャンピオンシップ6位はアレックス・リンス。中上 貴晶はポールスタートだったが無念の転倒。これで唯一全レースを10位以内で完走という記録が途絶え、チャンピオンシップにおいて7位となった。

8位ポル・エスパルガロ、9位ジャック・ミラーはブラッド・ビンダーに追突されたことでノーポイントとなった。10位はテック3のミゲル・オリヴェイラだ。

(Photo courtesy of michelin)