今週末で表彰台を獲得すれば、最終戦を待たずにチャンピオンシップ優勝が決まるジョアン・ミル。チャンピオンシップ優勝がかかっているとは言え、そこまで緊張せずに落ちついて今週に挑んでいるようだ。現在グリッドで最高のバイクと言われるGSX-RRについては、過去にリンスやチームが作業してきたものが機能していると語る。
今まで作りあげてきたものが機能している
ジョアン・ミル
「良いフィーリングでレースを迎えることが出来ます。今週末でタイトルが決まるかもしれませんが、これは自分達が今年良い仕事をしてきたことの証明と言えるでしょう。しかしタイトルが決まったわけではありませんし、やることも残っています。多くのライダーがパフォーマンスを改善してくるでしょう。自分もそうありたいですね。」
「バイクは開幕戦から徐々に良くなってきましたが、これは今年だけの話ではありません。高い性能のMotoGPのバイクは1年で完成するものではありません。今までアレックス・リンス、そして多くのスタッフやチームが作業してきたものが機能しているということです。シーズン序盤にここまでの結果を残せるとは思いませんでした。確かに最初からバイクは高いポテンシャルを持っていましたけどね。」
「ギュントーリのインプットは非常に重要ですね。彼はほんとに感覚が鋭くて、スズキが新しいパーツをバイクに投入する際にも大きな力となっています。序盤は苦戦して徐々に表彰台を獲得出来ればと思っていました。ですから、ここまでコンスタントに結果を残せるとは思っていませんでした。この形でシーズンを終えたいですね。」
(Source: suzuki-racing)
(Photo courtesy of michelin)