WSBK2021 アラゴンテスト アレックス・ロウズ「2021年に向けて方向性を掴むことが出来た」

新型ZX-10RRは内蔵型ウイングレットによってフロント周りにダウンフォースが17%向上、エンジン回転数も向上し、シャーシは現行型をさらに熟成させたものだ。今年のテストはヘレス、そして今回のアラゴンで終了となるが、来年は1月から再びテストが開始される。

今年は序盤に調子が良かったロウズだが、中盤以降に失速した印象だ。来年は序盤から中盤、終盤まで新型のZX-10RRと共に表彰台争いをする姿を見せたいところだ。

2つの異なるサーキットでポジティブなフィーリング

アレックス・ロウズ

「アラゴンは少し寒かったものの初日は素晴らしいテストでした。しかし、しっかりとバイクとタイヤを温めると良いテストが出来ました。ヘレスで試してみた新しいパーツのフィーリングを確認することに重点を置いてのテストでしたね。」

「2つの異なるサーキットで、異なる気温でポジティブなフィーリングを得ることが出来ています。チームも素晴らしい形で作業をしてくれました。新しいパーツがあると、パーツを付けたり外したりで本当に大変なんですよ。感謝しています。」

「残念ながら2日目は天候が優れませんでした。しかしヘレスと、初日は良いテストが出来ましたから、2021年に向けて作業が必要な方向性の確認は出来ています。素晴らしいテストが出来ていますので、今年の冬はしっかりと体を休めて来シーズンに備えたいと思います。」

(Source: KRT)

(Photo courtesy of KRT)

knbn

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