623kmのステージ1で優勝したのはレッドブルKTMファクトリーレーシングのトビー・プライス。荒れた砂地が続くステージはナビゲーションが難しい状況で、同時にバイクを傷めずに走破することも重要なステージとなった。2021年のルールではトップライダー達が使用出来るタイヤ本数はリア6本のみとなったため、タイヤ、バイクを傷めずに走行することの重要性はより高まっている。
プライスは予選9番手からのスタートで、序盤の75kmで感覚を掴むと92km時点で2番手に浮上。ダカールで2度総合優勝経験を誇るプライスは、その後トップに立つとそのままステージを完走。2位と23秒差をつけている。
正しいルートを探すのが難しかった
トビー・プライス/ゼッケン3 (ステージ1:優勝/総合:1位)
「ナビゲーションは非常にトリッキーでしたけど全体的に良い走行でした。正しいルートを見つけるのは本当に難しく、最後の数キロは道に迷ってしまいました。少しのミスはあれど、ステージ1は良い形で終えることが出来ましたね。今日はバイクとタイヤをしっかり温存して走行出来ました。新しいタイヤルールがありますから、タイヤを温存することが非常に重要なんです。」
「レース全体で考えると大きな順位変動が起こる可能性があります。プランとしてはコンスタントに走行し、ミスをして時間を失わないことです。明日はトップからの走行になりますから、あまりミスをせずに、この流れをキープしたいですね。」
(Source: KTM)
(Photo courtesy of KTM)