モンスターエナジー・ホンダ ダカールラリー2021で総合1位、2位を達成

2021年のダカール・ラリーにおいてモンスターエナジー・ホンダチームは総合順位で1位、2位を獲得。ケヴィン・ベネバイズが総合優勝、昨年チャンピオンのリッキー・ブラベックが総合2位となった。サウジアラビアを舞台に13日間の日程で行われたラリーは、紅海沿岸にあるJeddahで終了した。なお、最終ステージとなったステージ12で優勝したのは昨年チャンピオンのリッキー・ブラベックだった。

モンスターエナジー・ホンダチームは、昨年のリッキー・ブラベックの総合優勝に続いてダカール・ラリー2連覇を達成。今回のラリーにおいて、ホンダは実に10個のステージでステージ優勝を達成するなど、素晴らしいライダーラインナップと優れたマシンの性能を証明した。

ケヴィン・ベナバイズはアルゼンチン人として初めてダカール・ラリーを制した。今大会では2つのステージで優勝しており、総合2位のリッキー・ブラベックは今大会で4つのステージで優勝している。過去ホンダがダカール・ラリーで総合1位2位を獲得したのは、1987年にまで遡る。

ケヴィン・ベナバイズ/ゼッケン47(ステージ12:2位/総合:1位)

「ダカールの最終ステージは非常に難しいステージでした。3番手スタートでしたのでタフなレースにならないと思っていたんですが、そうはなりませんでした。50km地点で前を走っていたライダー達が道に迷っていたため、自分がレースをリードする展開になりました。ナビゲーションが難しく集中して走行を続けました。」

「総合優勝は自分にとっては夢が叶った瞬間です。様々な感情を抱えながら色々なことを考えつつフィニッシュラインを通過しました。昨年命を落としたパウロ・ゴンサルベスのことも頭をよぎりました。この勝利の瞬間を生きて実感出来ることが本当に嬉しいです。この優勝については非常に難しい状況でレースに挑むことになったチーム、そして素晴らしい作業をしてくれたメカニックに感謝を捧げたいと思います。素晴らしいバイクで長年の夢を叶えてくれたホンダにも感謝したいと思います。」

リッキー・ブラベック/ゼッケン1(ステージ12:1位/総合:2位)

「Jeddahに戻ってきました。今日はケヴィンと共に素晴らしい走行が出来ましたね。チーム全体が最高の仕事をしてくれたと思います。バレダとコルネホがリタイアとなってしまい残念でしたね。今日は7分先をいくケヴィンを必死に追っていましたが、残念ながら総合2位で終わりました。いずれにしても素晴らしいラリーだったと思います。メンターであるケンダル、メカニックのエリックが素晴らしい仕事をしてくれました。来年こそは再び総合1位を獲得したいと思います。」

(Source: dakar)

(Photo courtesy of dakar)

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Tags: ホンダ

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