ミゲル・オリヴェイラ レッドブル(Red Bull)カラーのRC16を初披露

オリヴェイラは今年からファクトリーチーム

ミゲル・オリヴェイラは2021年からレッドブルKTMファクトリー・レーシングのファクトリーライダーとなったが、初めてRed bullカラーのRC16に跨る姿を披露した。ミゲル・オリヴェイラは2019年にKTMのサテライトチームであるテック3からMotoGPデビュー、2020年には8月に開催されたスティリアGPで初優勝、テック3にとっても初めてのMotoGPクラス優勝をもたらした。

ミゲル・オリヴェイラはさらに最終戦の舞台となった母国ポルトガルで開催されたポルトガルGPにおいても圧倒的なレース運びで優勝。最高峰クラスデビュー2年目にしてシーズン2勝を達成している。なお、現時点でKTMは2021年のチーム体制発表の日付をアナウンスしていない。
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KTMは2021年に新型エンジンを投入出来る

なお、KTMは2017年からコンセッションルールの適用を受けて、レーシングライダーでのテスト、シーズン中のエンジン開発などが許可されてきたが、2020年の結果によって今後は他のコンセッション適用を受けないチーム同様にシーズン中のエンジン開発、エアロダイナミクスの開発に制限がかかる。

コンセッション適用を受けるメーカーも含めて、全メーカーの2020年内のエンジン開発は凍結されていたが、KTMは2020年に開催されたMSMA(モーターサイクルスポーツ製造者協会)において、2021年シーズン開始前にエンジン開発をする許可を取り付けている。つまりKTMは、他のコンセッション適用外のホンダ、ヤマハ、スズキ、Ducatiと異なり2021年シーズンを新しいエンジンでスタートすることが可能だ
ミゲル・オリヴェイラ レッドブル(Red Bull)カラーのRC16を初披露
(Source: KTM)

(Photo courtesy of KTM)