両モデルの開発コンセプトは「The Master of Adventure(冒険の達人)」だ。ロングツーリングでの快適席、山岳部でもマシンを操りたいというユーザーの声を反映したモデルで、エンジン性能向上、電子制御の充実を図っている。
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エンジンは全モデル比較で出力を5kW向上しながら、令和2年排出ガス規制に対応している。出力特性を3つの中から選択可能なSDMS (スズキドライブモードセレクター)、3段階から選択可能なトラクションコントロールなど、様々な走行シーンに 対応する電子制御システムS.I.R.S(スズキインテリジェントライドシステム)を搭載し、長距離ツーリングでの利便性、様々な天候状況での扱いやすさを向上させている。
外観は「DR750S」をモチーフとし、現代風なアレンジで仕上げている。ウインドスクリーンは高さ調整可能で、頑強なスタイルを演出するアルミ製のテーパー形状のハンドルバーを標準装備している。
「V-STROM 1050XT」には、クルーズコントロールやヒルホールドコントロールのほか、荷重や下り坂に応じてブレーキを制御するロードディペンデントコントロール、スロープディペンデントコントロールなども搭載した。
また、ワイヤースポークホイールやナックルカバーに加え、アルミ製アンダーカウリング、アクセサリーバー、 センタースタンド、シート高調整機能、LED 式ターンシグナル、12V アクセサリーソケットを標準装備しており、利便性はもちろん、所有欲も満たすことが出きる。なお、価格及び諸元に変更は無い。
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主な変更点
カラーリング変更
「V‐STROM 1050」
黒/赤:「グラススパークルブラック/キャンディダーリングレッド」(AV4)
黒:「グラススパークルブラック」(YVB)
「V‐STROM 1050XT」
黄黒:「チャンピオンイエローNo.2/グラススパークルブラック」(BT1)
白橙:「ブリリアントホワイト/グラスブレイズオレンジ」(B1F)
灰黒:「オールトグレーメタリック No.3/グラススパークルブラック」(BD7)
黒:「グラススパークルブラック」(YVB)
「V-STROM 1050」、「V-STROM 1050XT」の主な特長
・ 低中速域での力強さと扱い易さを特長とする、出力(78kW/8,500rpm)、トルク(99Nm/6,000rpm)の1,036cm3 V型2気筒エンジン。
・ 電子制御スロットルの採用や吸排気タイミングの調整により、令和2年排出ガス規制に対応しながら、29.2km/L※1の燃費性能を実現。
・ 1988年に発売したスズキ初のアドベンチャーバイク「DR750S」をモチーフにデザインしたスタイリングを、 より現代風にアレンジすることで、スポーツアドベンチャーツアラーらしい力強いイメージを強調したデザイン。
※1 国土交通省届出値:定地燃費値(60km/h)2名乗車時。定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料 消費率です。燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、 車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
※2 トラクションコントロールは、あらゆる条件下で後輪のスリップ(スピン)を完全に制御したり転倒を防止したりするものでは ありません。
※3 ABSは制動距離を短くするためのシステムではありません。コーナーの手前では十分に減速するなど、走行環境に合った 安全運転を心がけてください。
※4 ABS は制動距離を縮めるものではありません。また、コーナリング中のブレーキングによる車輪の横滑りはコントロールすることが できません。ABS を過信せずに安全運転を心がけてください。
(Source: スズキ)
(Photo courtesy of スズキ)