ミシュラン ドーハGPレビュー2021

厳しいコンディションの中で数多くの記録が生まれた

ファビオ・クアルタラロはソフトのミシュランパワースリックのグリップを最後まで温存し、2021年第2戦で優勝。2位にはヨハン・ザルコが入賞し、フランス人1、2を飾った。

開幕戦も実にエキサイティングな内容で、トップ10名のライダーが僅か9.288秒の間に収まる接近戦だったが、今回のレースではトップ15名のライダーが8.928秒の間に収まる超接近戦で、過去最も接近したレースだったと言える。

フランセスコ・バグナイアは開幕戦でも過去最速ラップタイムを記録しているが、今回のレースでも同様に1’54.491の最速ラップを記録している。
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難しいコンディションでのレースではあったが、ルーキーのホルヘ・マルティンが驚異的な走りで3位を獲得、予選では1’53.106を記録してMotoGPクラス初のポールポジションを獲得した。
ミシュラン ドーハGPレビュー2021
トラックコンディションは強風で大きく移り変わり、ライダー達にとって難しい環境となった。マシンセットアップやタイヤ選択に関してもライダーやチームを悩ませることになったが、多くの選手がミシュランパワースリックのソフトコンパウンドを前後に選択。KTMライダー達はフロントにミディアムの非対称タイヤを選択した。

2輪モータースポーツグループ・マネージャー:ピエロ・タラマッソ

「カタールにおける我々のタイヤのパフォーマンスについては概ね満足です。多くの記録がここロサイルで上書きされましたね。週末のコンディションは非常に厳しかったものの、高速なラップタイムが記録され、エキサイティングなレースが開催されています。これはミシュランタイヤの優れたぽフォーマンスとコンスタントなグリップによるものです。この後はヨーロッパへと向かい、次戦のポルトガルに備えます。」


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(Source: michelin)

(Photo courtesy of michelin)