肩の痛みが常にある
マルク・マルケス
「先週、医師にチェックしてもらったところ、腕は徐々に良くなってきています。これは最も重要なことですね。今は肩が限界なので、肩の状態をチェックしています。普段は600ccのバイクには乗らないんですが、火曜日は自分の状況とバイクの適切なポジションを理解するために600ccに乗ってみました。」
「MotoGPバイクでは現時点でうまく乗れていないですし、良いポジションでもない。速く走るためではなく、適切なポジションを理解するために600ccを選んだんですが、結論として現時点で良いポジションで走ることはできないと思います。適切なポジションでバイクに乗ると肩の痛みが大きくなるんです。」
「けして復帰が早すぎたわけではないと思います。実際はヘレスの後に再びリハビリに入る可能性もありました。医師とも相談しましたが、彼らも再びレースを始め、MotoGPマシンに乗ることは良いことだと言ってくれました。」
「肩の状態が本当に悪いということではありません。なぜレースウィークエンドで肩に痛みが増すのか、理由を理解しようとしているんです。リラックスしていてもしていなくても、痛みは常にあるんです。」
「医師によると、上腕骨を骨折した後は、肩や肘にも影響が出るのが普通とのことです。自分の場合、肩に小さな痛みが常にあって、ライディング中に予想以上に影響しています。どのように改善すべきか理解しようと努力しているんです。」
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ホールショット・デバイスは使用しない
「マシンは昨年とほぼ同じで、エンジンも同じながら、空力面で少し有利になり、ホールショット・デバイスでさらに最高速が上がっています。(※加速時に車体姿勢を変化させる)しかし、ムジェロで最も厄介なのは上り坂と下り坂で、ムジェロのストレートでホールショット・デバイスを装備したバイクでは安全とは思いません。」
「ですから、自分たちは今回はホールショット・デバイスは使用しないでしょう。他のマシンのことはわかりませんが、今後、どんどんバイクのトップスピードが上がっていくと、すべてのサーキットのランオフエリアが狭くなってしまうと思います。」
(Source: HRC)
(Photo courtesy of HRC)