走行距離が必要だと感じている
マルク・マルケス
「ここ数年のホンダのバイクは、難しいながらも優勝できるポテンシャルのあるバイクでした。そして今のバイクも同じレベルだと思います。確かに操縦は難しく弱点もありますが、ポテンシャルは高いはずです。」
「昨年は自分も1年間走っておらず、カルもあまり走行していませんから、開発を続けてきたライバルと比較すると1年分の損失があると言えるかもしれません。しかし、ホンダは、すべてのライダーに良いバイク、よりイージーに操縦出来るバイクを提供するために、改善に向けて懸命に取り組んでいます。」
「復帰してすぐに、コース、そしてマシンで何が起きているかを全て把握することは難しいです。セットアップなどを含めて去年の新しいアイテムを少しずつ試している状況です。今は2020年の開幕戦ヘレスのバイクに戻して少し理解が進みましたが、十分ではありません。」
「ですから、ホンダと話しているのは走行距離が必要だと言う事です。少しずつセッティングを変えて走り込んでいくことで、理解が進むと考えています。今までは金曜からレースまで同じフィーリングライディング出来たんですが、今は毎日フィーリングが異なっている状況なんですよ。」
(Source: HRC)
(Photo courtesy of HRC)