Q1からQ2に進出し、予選で2位を獲得したジャック・ミラー。激しくプッシュする中、スロットルオンでリアがスライドし、結果的にハイサイドとなってしまった。MotoGPでタイムを出すにはトラコンを最小、もしくはOFFにして、右手とリアブレーキでのコントロールが必要と言われているが、予選で誰もが限界で走行していることがよく分かる転倒だったと言える。[adchord]カタルーニャGP 予選2位 ジャック・ミラー「どのタイヤであってもレースに問題ない」

明日に向けてのフィーリングは良い

ジャック・ミラー

「Q1からQ2に進出して、Q2は最後のアタックでハイサイドを食らってしまいました。最初はトラコンが効いて横を向いていたんですが、そこからいきなり滑り出してハイサイドになってしまったんです。データを見て何が起きたのかを理解する必要があるでしょう。幸運にも投げ出されたのが上ではなく前だったので助かりました。」

「明日に向けてフィーリングはいいです。FP4では40秒前半で17周連続して走行出来ています。タイヤもしっかりと機能していますしね。誰かがハードタイヤで走行するかどうかを答えるのは”ハード”ですね。正直、自分もどのタイヤでもレースは出来るんですよ。」
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「ソフトはパフォーマンスが高いですが、コーナーの立ち上がりで安定しません。しかしハードはケーシング剛性が高いので、立ち上がりでの安定感が強いですね。グリップは少し低いもののレース後半には有利になるかもしれません。」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of michelin)