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カタルーニャGP NTS RW Racing GP決勝レースレポート

カタルーニャGP決勝でシャーリンが20位ゴールバルタスは22位でチェッカーフラッグを受ける

カタルーニャGPの決勝レースは、通常のスケジュールより遅い時間の午後2時30分(日本時間午後9時30分)にスタートしました。ドライコンディションながら、やや日射しの陰った状況でレースがスタート。今シーズン初めての有観客レースとして約2万人の観客が熱い視線を送るなか、選手たちはコース上のいたるところで激しい戦いを繰り広げました。
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NTS RW Racing GPのハフィス・シャーリンは20番グリッドからスタートし、前方の選手を追いかけながら懸命の走りを続けました。最後は、スタート時と同じ位置の20位でゴールラインを通過。一方、チームメイトのバリー・バルタスは、グリッドポジションよりも上位の22位でレースを終えました。22周の決勝レースを終えたチームマネージャーのヤルノ・ヤンセンは、今回のリザルトは残念ながらレース前の期待に届かなかった、と明かしました。

「先週のイタリアGPでは今季ベストリザルトを獲得していただけに、今回もその勢いを駆って好結果を目指していました。しかも、今回のバルセロナ=カタルーニャサーキットは、5月にテストを実施している場所なので、ハフィスとバリーは好結果を獲得するために強い意志で臨んでくれたのですが、彼らの努力をリザルトに結びつけることができませんでした。ライダー2名はとてもがんばってくれているので、しっかりとデータを分析してチーム全員で努力を続け、次のドイツGPで再び今季ベストの更新を狙いたいと思います」

ハフィス・シャーリン(ゼッケン55)


(決勝レース:20位)
「決勝レースではエンジンが熱を持ってしまいパワーが落ちていったために、明らかな馬力不足でポイント圏内を狙う走りをできなくなった。それが本当に悔しくて残念だ。今後の戦いでも、チームとNTSと力を合わせ、様々なパーツを試して戦闘力を向上させながらライバルたちに肉迫してゆきたい。次戦のザクセンリンクサーキットは、今回とはコース特性が大きく異なるので、チームの総合力を発揮してセットアップを磨き、上位を目指してがんばるよ!」

バリー・バルタス(ゼッケン70)


(決勝レース:22位)
「今日のレースでは上位選手との差を詰めることができたので、Moto2の自己ベストといっていい内容だと思う。次のドイツGPでは、今回のレースウィークで学んだことを活かして、さらに上位を目指したい。自分が成長していることを実感できるし、チームの努力に報いるためにも、次はもっと良い結果を獲得してみせるよ」

(Source: NTS)

(Photo courtesy of NTS)

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