フランスで開催されたル・マン24時間耐久ロードレースは、日本、フランスのチームが合体した新チームであるYoshimura SERT Motulが完全優勝を遂げた。Yoshimura SERT Motulは全855周のうち、実に819周をトップで走行。グレッグ・ブラック、グザビエ・シメオン、シルバン・ギュントーリが駆るスズキのチームは、レース序盤でブレーキに問題を抱えていたものの、終わってみれば2位で完走したWebike SRC Kawasaki France Trickstarに8周の大差をつけて優勝した。[adchord]BMW Motorrad World Endurance Teamは苦戦を強いられたものの、3位で完走した。YARTは終盤までYoshimura SERT Motulと争っていたが、エンジンバルブが破損したことでレースをリアイアしている。
Team Bolliger Switzerland #8は4位、総合5位にはスーパーストックチームのナショナル・モトが入った。VRD Igol Experiencesは、スタートで問題が発生した後、8位でフィニッシュ。9位はERCエンデュランス・ドゥカティで、10位はF.C.C. TSRホンダ・フランスとなった。
次回の世界耐久選手権(EWC)は7月17日、エストリルで開催される。