セクター1、2では最速タイムに近いものの、セクター3で苦戦中のジャック・ミラー。バイク自体は機能していると語り、自分のライディングを変更することで、さらに戦闘力を上げていきたいと語る。タイヤに関してはレースが30周ということもあり、どのタイヤを使用するか、どのようにタイヤを温存するかが非常に重要になることは間違いない。[adchord]MotoGP2021 ドイツGP 初日総合9位 ジャック・ミラー「セクター3で苦戦中」

タイヤ選択も非常に重要になる

ジャック・ミラー

「セクター3は苦戦しています。セクター1、2は最速に近いんですけどね。バイクは機能しているので、ライディングスタイルの部分で改善が必要ですね。上り坂のセクションで登りきった後にリアブレーキを強くかけてしまっている影響でバイクのフロント周りの姿勢が適正な状態ではないんです。」
MotoGP2021 ドイツGP 初日総合9位 ジャック・ミラー「セクター3で苦戦中」[adchord]
「少し改良したセッティングで最後に走行したんですが、ソフトを履かずにミディアムでこのタイムを記録しています。少なくとも明日使えるソフトを1セット温存している状況です。ハードリアはより安定しているんですが、ソフトやミディアムに比べるとパフォーマンスは劣っています。ですから、明日はミディアムをレース全体で温存出来るようにしなければいけないでしょう。」

(Photo courtesy of michelin)