得意としているザクセンリンクで過去最高の予選結果を獲得したマルク・マルケス。レースに関しても優勝争いは考えておらず、トップ5が現実的な目標だと語る。未だ肘、肩のコーナリング中の位置に関しては適切ではないようで、望むようなライディングには程遠い状況のようだ。[adchord]
トップ5が現実的な目標
マルク・マルケス
「今年の中では最高の予選でした。昨日話していたようにポールポジションはそもそも難しいと思っていましたし、5番手は悪くありません。ペースはけして悪くありませんが、30周は非常に長いですから、この周回数を良い形で走るために工夫が必要です。」
「当然ながら明日は優勝争いは考えていません。トップ5で完走することが出来れば最高ですし、現実的な目標だと言えるでしょう。もう少し苦戦しないと思っていたんですが、コーナーの中でも肘の位置が理想的ではないんです。そのせいでバイクのスライドコントロールが難しくなっています。」
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「セクター1、セクター2は良くて、セクター3では高速での方向転換に苦戦しています。セクター4も同様ですね。明日はヨハン・ザルコ、ファビオ・クアルタラロ、ミゲル・オリヴェイラの3名にどこまで接近出来るかが重要です。彼らに接近する中で、何かを得ることが出来ればと思います。」
「今回ホンダが調子良く見えるのはサーキットレイアウトのおかげでしょう。この先のアッセンからは、再びモントメロのような状況を繰り返すことになると思います。しかしプッシュを続けていくと、ポルが3回、アレックス、中上も転倒しているように、転倒してしまうんです。」
「タイムを出そうとするとあまりにも多くの転倒が発生している状況で、なぜこのような走りになってしまうのかを分析していくことが必要です。」
(Photo courtesy of michelin)