バレンティーノ・ロッシの不調、フランコ・モルビデッリの怪我と、シーズン前半戦は満足いく形のレースが出きていないペトロナス・ヤマハ・SRT。ヤマハ全体で見ても結果を安定して出しているのはファビオ・クアルタラロのみのため、問題がどこにあるか掴みきれていない印象だ。[adchord]ペトロナス・ヤマハ・SRT

トラック上で結果が出てこない

ヨハン・スティグフェルト

「今年は厳しいシーズンになっています。もう少し良い結果を残せるものと思っていましたがそうなっていません。もちろん懸命に作業はしていますけど、トラック上で結果として現れていません。バイクを更に改善していく必要がありますが、バレンティーノに関しては完璧と言える週末がいまだない状況です。予選、セッションの中で結果を出すことは出来ても、レースにつながっていない状況です。」
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「後半戦は前進していく必要があります。フランコ・モルビデッリはヘレスで表彰台、ポルティマオで4位など結果を出しています。セッション、予選も良い内容もあるものの、それらのレースの内容を繰り返して行く必要があるんです。しっかりと分析をしてレースに活かして行く必要があるでしょう。昨年は彼はチャンピオンシップ2位を獲得していますしね。」
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「チームとしては引き続き懸命に作業を続けていきますから、自分達が本来相応しい順位を獲得出来るよう前進していきたいと思います。ヤマハとは3年間を共にして多くの成果を達成しています。優勝、表彰台など数多くの成果を達成しています。2018年は本当に素晴らしい1年でした。最初のテストからヤマハのサポートは素晴らしいものでしたし、快適に作業を続けてきました。」
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「今後もヤマハと共にMotoGP参戦を続けていきたいと思っていますから、このアナウンスは出来る限り早いタイミングでしたいと思っています。もちろんまだ確定した話ではありませんが、チーム、ヤマハ両者共にその方向で続けていきたいと思っているんです。」

(Photo courtesy of sepang racing team)