今回ワイルドカードで実戦のデータ収集を目的として参戦しているダニ・ペドロサ。FP2は長らく走っていなかったレインコンディションでの走行となったが、FP3はさらに状況が複雑になっていくだろうと語る。MotoGP2021 初日総合11位 ダニ・ペドロサ「FP3は更にクレイジーな状況になる」[adchord]

FP3は時に予選よりも難しい

ダニ・ペドロサ

「FP1の前は落ち着かない気持ちでした。でもトラックで走行するといい形で走行出来ました。トラック上で他のバイクの排気音があまりにも煩くてびっくりしました(笑)走行をする中で1台のバイクに問題が発生して2台目で走行を続けました。午後は雨が振って来た状況でしたが、長いこと雨の中で走行していませんでしたので、良い経験になりました。」

「FP2の段階でかなりクレイジーな状況ですから、FP3は皆がトップ10を目指すわけですから、さらにクレイジーな状況が予想されます。セッティングの調整やタイヤの選択などをしながらFP3に挑みたいですね。」

「FP3は時には予選よりも難しい走行になります。ラップタイムを出すために完璧な走行が求められます。アドレナリンが爆発するような形になるでしょうが、実際にどうなるかはわかりません。目標は良い順位を出すことではありませんが、良い結果は出したいですね。」

(Photo courtesy of michelin)