実は他の選手達よりも早めにピットインする事を考えていたと語るルカだったが、結果的に走り続ける判断をしてスリックタイヤで最後までレースを続けた。一時は表彰台圏内の走行を見せたが、ウェット路面でのスリックタイヤで我慢の走りを続け、5位を獲得した。[adchord]
持てる技術を振り絞って走行を続けた
ルカ・マリーニ
「実にクレイジーなレースでしたが、楽しんで走る事が出来ました。ずっとドライだったとしても競争力を発揮して素晴らしい結果を残す事が出来たでしょう。最初は他の選手よりも先にバイクを交換しようかと思いましたが、多くの選手が走行を続けていたので自分もそれに従いました。」
「ほとんどの選手がバイクを交換したのは残り5周の時点でした。そこでバイクを交換して30秒失うくらいなら、走り続けようと思ったわけです。結果的にはこの判断が合っていました。落ち着いてこの判断が出来たことが嬉しいです。最終ラップは表彰台を獲得するために全力で走りましたが、全てのコーナーがフルウェットの状況でした。」
「この状況の中で持てる技術を振り絞って走行を続けました。その結果が5位でしたので嬉しいですよ。」
(Photo courtesy of michelin)