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MotoGP2021イギリスGP ミシュランテックノート(土曜日)

イギリスGPの土曜日の走行に関してミシュランのテクニシャンが発表しているテックノートをご紹介する。土曜日はドライながら気温は8月にしては低く、タイヤの空気圧をやや高めにしてミシュランはこれに対処。徐々にレースに向けてベストなタイヤが各選手ともに明らかになりつつある状況だ。[adchord]MotoGP2021イギリスGP ミシュランテックノート(土曜日)

FP3 トラック19℃/気温17℃

・全ライダーがソフトフロントを使用。リアは多くの選手がミディアムを使用。さらにグリップを求めるライダー達はリアもソフトを使用。

・アグレッシブなライディングスタイルのライダーにはソフトフロントはやや柔らかいもの、最大リーンアングルでは豊富なグリップを提供した。それ以外のライダーにとってはソフトフロントも十分なサポートを提供している。

・ソフトリアは初期グリップが高いが、摩耗が進むとポテンシャルが低下。バイクの挙動がやや多くなってしまう部分が、多少ナーバスではある。

・ミディアムリアはレースに向けてベストオプションと言えそうで、これはトラックの気温によるところが大きい。

FP4〜予選 路面27℃/気温20℃

・トラック温度が上昇したことでソフトフロントの使用は限定的になり、タイムアタックでの使用も限られた。しかし最大リーンにおけるグリップの高さは健在。

・ミディアムフロントはグリップとコンスタント、サポート力の観点で最適なタイヤとなり、明日のレースにおいても最も使用される可能性が高い。

・ソフトリアは優れたグリップが特徴だが、2周から3周でパフォーマンスの低下が見られた。

・ミディアムリアは即座にグリップの立ち上がりはしないものの、ソフトよりも安定感とコンスタントさが上だ。しかし動作温度に上昇させるまでには、2周は必要。

・日曜日の気温を考えると、3種類のタイヤのいずれも、レースで使用可能と言える。

(Source: michelin)

(Photo courtesy of michelin)

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