来週末のアラゴンGPでは、ペトロナス陣営はライダーの入れ替わりが慌ただしい週末となる。イギリスGPで参戦したジェイク・ディクソンが引き続きフランコ・モルビデッリの代役として参戦。ジョン・マクフィーがMoto2に参戦、Moto3クラスではシャリフディン・アズマンが参戦することになる。

ディクソンはイギリスで開催された母国GPに続いて、バレンティーノ・ロッシのチームメイトとしてYZR-M1を引き続き操縦することとなる。ジョンにとっては初めてMoto2マシンを操縦する機会となる。
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チーム代表 ラズラン・ラザリ

「チーム内でのダイナミックな変化により、2人の若いライダーに素晴らしい機会を提供することとなります。イギリスGPでのジェイクのMotoGPデビューには満足していますから、アラゴンでも引き続き彼にMotoGPクラスで学び続ける機会を与えたいと思います。結果としてMoto2クラスのシートに空きができますから、マクフィーをMoto2マシンの乗せることになります。」

「結果としてマクフィーのシートが空きますから、そこにFIM CEVのシャリフディン・アズマンが収まる形です。アズマンはFIM CEVのバルセロナ戦で1勝しており、Moto3世界選手権のレベルを理解するため、彼にとっては絶好のチャンスになるでしょう。若いライダーに経験を積ませることに興奮すると同時に、彼らの成功を願っています。」

ジョン・マクフィー

「アラゴンでMoto2マシンを試すことができるのは素晴らしい機会です。すべてのライダーにとって、カテゴリーをステップアップしていくことは夢ですし、自分がMoto2にステップアップできる力を持っていると感じています。もちろん今回のチャレンジは困難なものになるでしょう。Moto2バイクは2019年にバルセロナを15周したことがあるだけで、これはル・マンでの優勝に関してチームから提供されたギフトのようなものでしたから。」

「今回挑戦することにとても興奮しています。自分自身のモチベーションも高く、マシンを試すのがとても楽しみです。結果に関しての期待はしていませんが、とにかく楽しんで、1つ1つのセッションで改善を続け、最速のライダーとの差を縮めていきたいと思います。この機会を与えてくれたチームに感謝しています。」

(Source: sepang racing team)

(Photo courtesy of sepang racing team)