ヤマハのMT-10が新しくなった。エンジンはCP4エンジンをリファインしたもので、パワーとトルクが改善。ヤマハのハイパーネイキッドレンジにおいて、最も強烈なエンジンが搭載されている。エンジンは軽量のアルミ鍛造ピストン、オフセットコンロッドなどを採用しトルクを改善している。公道に焦点を当ててミッドレンジのトルクを豊かにするために、あえてR1同様のチタンではなく、スチール製のコンロッドを採用するなど拘っている。給排気もデザインが見直され、燃費も改善。排ガスについてもEuro5適合となった。
インテークサウンドもかなり拘っており、新しいエアクリーナーボックスは管長の異なる3つのインテークダクトを備えており、それぞれが異なるインテークサウンドを奏で、エンジン回転数に応じて協和するようになっており、特にトルクの盛り上がりを感じられる4,000〜8,000回転で良い音を奏でるようだ。
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カラーは3種類で、欧州では2022年2月から発売開始予定とのこと。
MT-10の主な特徴
・よりパワフルになったEU5 998ccエンジン
・チューニングされた吸気音
・チタン製エキゾースト
・コンパクトで機能的な新しいエクステリア・スタイリング
・エルゴノミクスの向上
・ブレンボ製ラジアルマスターシリンダー
・ヤマハ・バリアブル・スピード・リミッター(YVSL)
・クイックシフトシステム(QSS)
・A&Sクラッチ
・新型4.2インチフルカラーTFTディスプレイ
・APSGライドバイワイヤースロットル、4つのパワーデリバリーモード(PWR)
・6軸IMU
・リーンセンシティブ・トラクション・コントロール・システム
・スライドコントロールシステム(SCS)
・リフトコントロールシステム(LIF)
・エンジンブレーキマネジメント(EBM)
・ブレーキコントロール(BC)
・ヤマハライドコントロール(YRC)
・43mmKYB製フルアジャスタブルフロントフォーク
・フルアジャスタブルKYB製リアショック
・ブリヂストン バトラックス ハイパースポーツS22タイヤ
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(Source: yamaha)
(Photo courtesy of yamaha)