レッドブルKTMファクトリーレーシングは、ダカールラリー2022の前半戦を無事に終了。総合2位となっているのはマティアス・ウォークナー。総合首位との差は僅かに3分以内だ。ケビン・ベナビデスはロードブックに惑わされたこともあって現在総合8位、トビー・プライスが総合12位となっている。
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マティアス・ウォークナー

「とても良い1週間でした。新しいバージョンのバイクにあまり乗っていなかったので、マシンに慣れるのに少し時間がかかったものの、チームの協力のもといくつかのポジティブな変更がなされました。自分自身も健康ですし、大きな転倒もありません。2週目もプッシュし続けることができるでしょう。」

「これまでのところタフなラリーでした。運営側はいつもナビゲーションを難しくし、少しペースを落とそうとします。日曜日以降は地形がはるかにテクニカルになるようです。多くのライダーが時間的に接近していますから、30分程度のミスを犯すことは許されません。すべてのステージでロードブックに集中することを心がけてきましたが、今のところその成果は出ていると思います。」

ケビン・ベナビデス

「1週目はいろいろありましたけど、全体的には満足です。初日のタイムロスには苦労させられましたが、その後はペースも良くなり状況はかなり良くなりました。バイクに対する自信は常に向上しているので、2週目に攻めていくには良い状態だと思います。」

「1週目が長くて速いステージばかりだったとしたら、これからの6日間はナビゲーションがすべてでしょう。今年のロードブックは日ごとに違っていて、そのせいで物事がタフになっています。雨も降っているので、ナビゲーションがより難しくなっています。ここからフィニッシュまで、時間をかけて、誰よりもミスを少なくすることがポイントになるでしょう。自分のスタイルに合っている走り方ですし、楽しみです。」
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トビー・プライス

「この1週間はアップダウンが激しかったですね。初日の後、他のライダーと差を縮めるために懸命にレースを続けてきましたが、今のところうまくいっています。初日はトリッキーなレース展開だったので、2週目も同じような展開になると思います。」

「主催者は後半にライダー達にとって厳しい状況を作ろうとしていますが、それは自分達も予想していました。体力的には問題ありませんし、バイクの故障を試すためにも休息日が重要です。これからは他のライダーが疲労の蓄積でミスを犯すかもしれませんしね。」

(Source: KTM)

(Photo courtesy of KTM)