ダカールラリー2022のステージ11で、KTMのマティアス・ウォークナーは4位を獲得。現在総合では3位につけており、2022年の総合優勝争いに加わっている。ステージ11ではミスを最小限に抑えて力強いステージ結果を残すことが求められた。最初のチェックポイントを最速で通過したウォークナーは、その後のスペシャルステージでも見事なナビゲーションを見せ、チームメイトのベナビデスに5分弱の差をつけて4位でステージを終了している。ダカールラリー2022 ステージ11 4位/総合3位 マティアス・ウォークナー「明日に向けて良いポジションにつけた」

ナビゲーションがさらに難しかった

マティアス・ウォークナー

「今日は本当に長くて高速なステージでした。朝は砂埃がひどかったので、ナビゲーションがさらに難しくなりました。小さなミスもありましたが、一日中ベストを尽くして走りました。最終的に良いタイムでゴールすることができたので、明日に向けて良いポジションを確保できたと思います。」

ダニロ・ペトルッチは、今日のステージの厳しさにもかかわらず、テック3 KTM 450 RALLYを17位で終え、優勝者に23分以上の差をつけた。元MotoGPレーサーのペトルッチは、あと1日で自身初のダカールラリー完走まで680kmを残すのみとなった。

ダニロ・ペトルッチ:「今日は人生で最もタフな1日だった。序盤で他のライダーと少し迷ってしまい、その後は本当に柔らかい砂丘が続きました。あんなの初めてで、走るのがとても疲れました。それから大きな砂嵐の中を走り、道を見つけるのもナビゲーションに集中するのも本当に大変だった。幸いなことに、給油後は大丈夫だった。砂はまだ本当に柔らかかったが、それほど厄介ではなかった。残念なことに、あるとき砂の下に隠れていた木片にぶつかってしまい、大クラッシュして肩を痛めてしまった。最後まで走りきることができたが、かなり痛かった。あと1日あるので、フィニッシュするのが楽しみです。”

(Source: KTM)

(Photo courtesy of KTM)