brembo(ブレンボ)による MotoGP2022アメリカズGPプレビュー

brembo(ブレンボ)による MotoGP2022アメリカズGPプレビュー

brembo(ブレンボ)によるMotoGP2022アメリカズGPプレビュー南米から北米へ、MotoGPは通算9回目の開催となるレースの舞台であるサーキット・オブ・ジ・アメリカズに向かう。すべてのMotoGP世界選手権ライダーと密接に協力しているブレンボの技術者によれば、テキサス州のサーキットは、ブレーキにとって中程度の難易度のサーキットだ。

このオースティンのトラックは、1月に大規模な工事が行われ、セクター1とセクター3の路面補強、再舗装が施されている。このためバンプが目立たなくなり、グリップが向上したことでブレーキングにも有利になった。

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MotoGPからKing of the Baggersでも

2022年もブレンボは、24人のMotoGPライダー全員にカスタムブレーキシステムを供給する。ブレーキの供給は、Moto2およびMoto3チームにも及ぶ。この2つのカテゴリーでは、ライダーの100%がブレンボ製キャリパーを、90%がマスターシリンダーを、80%がブレーキパッドを、50%がスチールディスクを使用している。brembo(ブレンボ)による MotoGP2022アメリカズGPプレビュー

なお、今年からブレンボはモトアメリカのキング・オブ・ザ・バガー部門に参戦するバイクにもシステムを供給している。ブレーキングを改善し、レース全体を通して一貫した性能を確保するために、サドルバッグ、巨大なウインドシールド、最低重量281kgのこれらのクルーザーは、GP4-RRキャリパー、PISTABASSAディスク、Z04パッド、およびRMC BilletGPマスターシリンダを使用している。

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ロードバイクのためのブレンボ製ディスク

ハーレーダビッドソンやインディアンのオーナー、サーキットを走行しない他メーカーのバガーオーナーのニーズは様々だ。しかし、こうしたライダーのために、ブレンボが特許を取得したレバー調整システムを備えたRCSマスターシリンダーを中心に「カスタム」と呼ばれるアップグレード製品群をブレンボは展開している。brembo(ブレンボ)による MotoGP2022アメリカズGPプレビュー

こうしたブレーキを使用することで、ブレーキの快適性と性能を向上させ、バイクの個性を強化することが出来る。純正キャリパーをビレットレーシングアルミニウム製の.484キャリパーに交換することも可能で、ブレーキディスクを交換することで、バイクの全体的な外観を変更することが出来る。brembo(ブレンボ)による MotoGP2022アメリカズGPプレビュー

例えばブラック11インチは、異なる材質のハウジングを持ち、熱による機械的ストレスにも耐えうる製品となっている。

10箇所のブレーキングで37秒のブレーキング

サーキット・オブ・ジ・アメリカズを走行するMotoGPライダーは、1周に10回ブレーキを使用する。これはポルトガルのポルティマンと同じ回数だが、距離は約1km短い。サーキット・オブ・ジ・アメリカズでは、1周あたり37秒間ブレーキが使用されるが、これよりブレーキング時間が長いのは、シルバーストーンとセパンの38秒、ロサイルの40秒だけだ。brembo(ブレンボ)による MotoGP2022アメリカズGPプレビュー

このコースは、時速300kmを超える区間が2つある高速区間、低速コーナーが交互に繰り返される。6箇所のブレーキングは時速100km以下で、ブレーキを使用する時間も1.5秒から6.8秒までと大きく変化する。スタートラインからチェッカーフラッグまで、ライダーがブレーキレバーにかける荷重は合計で10キンタル(1.1トン)近くにもなる。

時速274kmの減速を6.8秒で達成

サーキット・オブ・ザ・アメリカズの10箇所ブレーキセクションのうち、3つはブレーキへの負担が大きく、他3つは中程度、残り4つはブレーキシステムへの負担が軽いブレーキセクションだ。brembo(ブレンボ)による MotoGP2022アメリカズGPプレビュー

最も過酷なのは、ターン12で、時速339kmに達したバイクは、6.8秒間ブレーキをかけ、時速65kmまで減速する。この323メートルのブレーキングでは、レバーに5.6kgの力がかかり、1.5Gの減速Gが発生する。ブレンボHTC 64Tブレーキフルードの圧力は、この区間で12.1bar(175.5psi)に達する。

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(Photo courtesy of Brembo)

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