今年に入ってから、サテライトチームと比較して活躍が目立たないDucatiレノボチームだが、ジャック・ミラーは久しぶりにレースを序盤にリード。終盤になって後続に追いつかれたものの、優勝の可能性を感じることが出来たと振り返る。昨年からレース後半のタイヤ温存が課題と言われているミラーだが、GP22はその点がGP21よりもシビアな印象を受ける。ヨーロッパラウンドから巻き返せるか。[adchord]
久しぶりに優勝の可能性を感じられた
ジャック・ミラー
「正直なところ今日はこれ以上のは知りが出来たかわかりません。逃げ切るペースは無いと思っていましたし、エネア・バスティアニーニに抜かれた後、彼を追う努力をしました。彼がアウトに膨らんだミスをしたのと同じように自分もミスをしたことで、結局抜き返すことが出来ませんでした。」
「リンスが後ろから迫っているのがわかっていましたが、なんとかディフェンスをしようとしている中で抜かれてしまいました。優勝の可能性を感じることが出来たのは久しぶりだったので、優勝出来なかったのは残念ですが、結果には満足です。チームも自分もこの3位という結果が必要でしたね。」(Photo courtesy of Ducati)