ミシュランが今回持ち込むミシュラン・パワースリックは通常の3種類のコンパウンドで構成される。フロントタイヤはソフト、ミディアム、ハードの3種類で、すべて左右対称タイヤ。リアタイヤはソフトとハードの非対称タイプで、右コーナーに対応するため右側にハードコンパウンド、そして左右対称タイプのミディアムが用意されている。
春のアルガルベの気温は穏やかと予想されるが、海岸に近いため雨の可能性もある。そのため、ミシュランのパワーレインタイヤも用意され、フロントはソフトとミディアムの左右対称タイヤ、リアはソフトとミディアムの左右非対称タイヤで、スリックと同様に右側が硬めのコンパウンドになる。
ミシュラン2輪モータースポーツマネージャー ピエロ・タラマッソ
「オースティンでの記録的なレースウィークエンド、アルゼンチンからロジスティック面で難しいレースが続きましたが、我々はヨーロッパに戻ってくることを楽しみにしています。」
「ポルティマンでのMotoGPレースは今回で3回目となり、ミシュランも詳細なコースデータを得ることが出来ていますから、今週末のタイヤアロケーションをより細かく調整することが出来ました。開幕から4戦はファンにとってエキサイティングなレースとなりましたが、アルガルベにおいてもハイレベルなレースが続くでしょう。」
(Photo courtesy of michelin)