ストレートでスズキを抜けたのは驚き
ファビオ・クアルタラロ
「今朝のウォームアップ時点で良い感触がありましたから優勝の可能性を感じていました。しかし今まではスタートで失敗してしまうことが多かったのですが、今日は素晴らしいスタートでした。スタートに成功した時点で良いペースがあるのはわかっていたので、優勝を狙えるだろうと思っていました。このトラックは得意ですが、39秒台でずっと走行出来るとは思っていませんでした。自分でも1分39秒4のタイムを記録出来たのには驚きました。」
「今年は自分はターン5が苦手なポイントでジョアン・ミルのほうがスピードがありました。しかし全体的なペースは自分が上回っていたので、彼を出来る限り早い段階で抜いて逃げ切ろうと思っていました。ヤマハの弱点もわかっていますが、タイトル争いは出来ると思います。」
「このトラックでは最終コーナーから立ち上がりをうまくまとめることが出来ていたのもあって、ストレートでスズキをオーバーテイク出来たのには驚きましたね。このトラックでの勝率は5割だと思っていて、前に出ることが出来れば今日のような素晴らしいレースが出来ますが、他の選手に埋もれてしまうと厳しいレースになることがわかっていました。」
(Photo courtesy of michelin)