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クレセントレーシング ポール・デニング「トプラックはストーナー、マルケスと同レベルのライダー」

WSBKエストリル戦 初日総合1位トプラック・ラズガットリオグル「アッセンよりもバイクは改善している」クレセントレーシングのポール・デニングは、昨年FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)でチャンピオンシップ優勝を達成したトプラック・ラズガットリオグルについて、今までにない逸材だと語る。トプラック・ラズガットリオグルは2022年にタイトル防衛の期待がかかっており、2023年にはMotoGPに参戦するのでは?と噂されて久しい。

しかし、トプラックのコーチでもありマネージャーでもあるケナン・ソフォーグルは、トプラックがMotoGPに参戦する際の条件としてファクトリーチームであることを主張している中、ヤマハがファビオ・クアルタラロを手放すことは考えられず、フランコ・モルビデッリは2023年末までヤマハとの契約を締結している。

トプラックも今年で25歳。2023年もFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)で走って2024年からMotoGP参戦を目指すのか、それともジョナサン・レイのようにFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)で歴史を作っていくほうを選ぶのか。アグレッシブな走りが魅力のトプラックの動向は多くの注目を集めている。

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今まで仕事をしてきた中で最も才能あるライダー

ポール・デニング

「トプラック・ラズガットリオグルは私が共に仕事をしてきたあらゆるライダーの中で最も才能あるライダーですね。ストーナー、マルケスに近いレベルだと言っていいでしょう。彼がバイクで行う操作は今まで他のライダーと仕事をしてきて見たことはありません。」

「フロントブレーキにかけているプレッシャー、フロントホイールのロックの制御、旋回しながらのブレーキングでリアが浮き上がり、フロントホイールだけでブレーキングする技術、彼のバイクに対する感覚の鋭さは他に見たことがありません。」

「彼は真のアスリートです。バランス、俊敏性、コアストレングスなど、普通のアスリートにはない能力ですし、他のライダー達と比較しても、当然その能力を持っているライダーはほぼいません。」

「彼の強さの秘訣はケナン・ソフォーグルとのトレーニングにあります。彼らは50分間ドッグファイトを繰り返すんです。接触も多く、非常に荒々しいトレーニングです。」[adchord]

「ですから彼がジョニーやスコットと激しうバトルをしていても、彼はそれを楽しんでいるんです。彼にとっては自然なことのようです。しかし彼にとっては大したことはなくても、他のライダーにとっては限界かもしれませんから、その点は彼も少し留意するべきでしょうね。」

(Photo courtesy of yamaha-racing)

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