現在DucatiレノボチームからMotoGPに参戦するジャック・ミラーは、2023年、2024年にレッドブルKTMファクトリーレーシングと契約。Moto3で共に参戦したKTMからMotoGPに参戦することになる。
27歳のミラーはブラッド・ビンダーと共にファクトリーチームとして参戦することになる。KTMでは2014年にMoto3時代に6勝を上げており、おしくもタイトルを逃している。なお、MotoGPクラスに参戦したのは2015年からで、当時はMoto2を飛び越しての飛び級が話題となった。
なお、元々Pramacにいたフランチェスコ・グイドッティが現在レッドブルKTMファクトリーレーシングのチームマネージャーとなっていることから、ミラーにとってもチームに順応するのに良い環境が整っていると言える。
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フランチェスコ・グイドッティ
「ブラッド・ビンダーのチームメイトにジャック・ミラーを迎えることが出来て嬉しいですね。彼のことは良く知っていますし、彼がどれほど仕事に熱心か、彼がボックスに持ち込んでくれる明るいエネルギーのことも知っています。彼のキャラクター、そしてハードにプッシュしてバイクをライディングするスタイルが、今のKTMのプロジェクトを大きく助けてくれると思います。」
「ブラッド同様にジャックも純粋なレーサーです。彼はいかなるコンディション、パッケージであっても限界で走行することが出来ます。そして熱心に仕事に取り組み結果を残すことが出来ます。これは非常に稀な資質だと感じています。この先2年間は本当にエキサイティングですね。」
ピット・バイラー
「Akiと一緒にMoto3で活躍を始めた時からジャックのことはよく知っています。彼のようなライダーをKTMのMotoGPプロジェクトに迎えることが出来るのは大いなる喜びです。彼はKTM時代に非常にポジティブな印象を我々に与えてくれましたし、その後も継続的にコンタクトを取っていました。」
「彼のレースへの向き合いかた、アプローチはKTMのやり方とマッチしています。ジャックが再びレッドブルKTMに戻って来てくれることが嬉しいですし、KTMのミッションには欠かせない人物となるでしょう。」
(Photo courtesy of KTM)