ピレリ(Pirelli)は夏休み明けのFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)イギリス戦、ドニントン・パークに、リアにSCQ、SC0、SCX、フロントにSC1と、よりソフトなソリューションに重点を置いたラインナップを展開。WorldSSPが3年ぶりに英国サーキットに戻ってくる週末となる。[adchord]
FIMスーパーバイク世界選手権第5戦は、イースト・ミッドランド空港に隣接するイギリスのドニントンパーク(旧RAFキャッスル・ドニントン)で開催される。
ピレリ(Pirelli)はこのサーキットに、ほぼ市販のソフトタイヤで挑むことになる。リアタイヤはSCX、SC0、SCQ(後者は予選とスーパーポールのみ使用)、フロントタイヤはスタンダードモデルのSC1に加え、デベロップメントタイヤのSC1 A0674をラインナップ。
前回2019年にこのコースを走ったWorldSSPクラスでは、フロントにSC1とSC2、リアにSCXとSC0ソリューションが採用された。今回はWorldSSP300のライダーはレースを行わず、次戦のチェコでレースを行うことを考えると、若手のヤマハR3 bLU cRU ヨーロッパカップのライダーが最後のクラスとして走行を行うことになる。
ドニントンパーク・サーキットは、シャーウッド・フォレストに近いイースト・ミッドランドに位置し、1931年に建設されて以来、90年以上の歴史がある。高速コーナーと「アップダウン」の異なる流れるようなコーナー(例:ハリウッド)と、急ブレーキと急加速が必要なストレートと交互にカーブする低速コーナーが混在するコースである。
ターン8のコピスの出口では、最も高い加速度が得られるが、2つの中型カーブ、オールドヘアピンとマクリーンズコーナーでは、時速100キロを下回ることはない。[adchord]
ジョルジオ・バービアー モーターサイクルレーシングディレクター
「ミサノでの開発作業を経て、ドニントンでは、フロントのSC1 A0674を除くすべてのレンジのソリューションで、よりクラシックなタイヤアロケーションに戻りました。」
「ドニントンパークのサーキットは、WSBKでもピレリ(Pirelli)のシングルタイヤ選手権であるブリティッシュ・スーパーバイク・シリーズでも何度か走ったことがあるのでよく知っていますし、昨年はすでにソフト・ソリューションにフォーカスしていました。」
「もし気温が上がれば、リアタイヤはSCXが主流になるでしょうが、SC0も有効な選択肢のひとつです。」
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(Photo courtesy of ピレリ(Pirelli))