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マルク・マルケスによる今回のインシデント解説 MotoGP2022アラゴンGP

ファビオ・クアルタラロと接触した後に中上 貴晶と接触、2人をリタイアさせてしまったマルク・マルケス。ファビオもレースインシデントであると語っているようだが、スタート直後に接近していた2人が不運な形で接触してしまったと言える。ファビオは大きな怪我もなく日本GPに出場出来そうだが、中上は右手の薬指、小指を負傷しているようだ。

ファビオ、中上には申し訳ないと思う

マルク・マルケス

「起きてしまったことは残念ですが、まず何よりもファビオ・クアルタラロに申し訳なく思います。彼はチャンピオンシップを争っているライダーですからね。彼も言ってくれているように今回の接触は完全なレースインシデントです。」

「自分は良いスタートでしたが、目の前のターン3でアレイシとエネアの接触がありました。自分はターン3で小さなスライドを発生してしまい、その瞬間ファビオが真後ろにいたんです。」

「ファビオはターン4、ターン5で自分をオーバーテイクするつもりだったんでしょう。本当に不運な出来事でした。とは言え、自分がフロントを走行していましたし、ああいった接触を起こしたかったわけではありません。その後はターン5で妙な感触があり、問題はターン7で発生しました。」[adchord]

「中上に突っ込んでいったと誤解している人がいますが、そんなことをするわけがないでしょう。ターン7の立ち上がりでリアデバイスをONにした時に、リアにファビオのパーツが噛み込んでいてロックしたんです。バイクがすぐに左に流れて減速していくのを感じました。」

「この時点で異常を感じてリタイアをしました。中上にも本当に申し訳なく思います。レースはここまで良いスタートが出来るとは思っていませんでした。こんな結果になるのであれば、スタートに失敗してレースを完走したかったですね。本来の目的は完走でしたから。いずれにしてもファビオには本当に申し訳なく思っています。」

(Photo courtesy of HRC)

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