ポル・エスパルガロは好スタートからポジションを挽回。序盤はファビオ・クアルタラロを追い回す走りを見せたが、徐々に後方から迫ってきたフランチェスコ・バニャイア、エネア・バスティアニーニのプレッシャーもあって、自分のリズムを崩した形での走行となった。後半はタイヤが摩耗したことで苦戦、それでもフランスGP以来となる順位での完走となった。

ポジティブな部分に集中したい

ポル・エスパルガロ

「序盤のフィーリングは良かったんです。ファビオ・クアルタラロの後方で彼よりもペースがあると感じていました。彼を抜くほど接近も出来ずリスクも冒したくありませんでした。彼の後ろで6周、7周走行したあたりでパフォーマンスが低下して、他のライダーに抜かれたことでリズムが崩れました。」

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「タイヤも摩耗して苦戦が始まってしまったんです。しかし、ポジティブな部分に集中することが重要で、今日はスタートの内容が良かったと感じています。アラゴンの週末から前進出来てことは大きいと思います。」

(Photo courtesy of HRC)