アレイシ・エスパルガロは日本でも強いレースを見せてくれることが期待されていたが、彼が乗ったナンバー1バイクの燃料マップは最高速度100km/hに抑えられるエコノミーマップになっていた。

このマップはハンドルバーから操作が出来ないもののため、サイティングラップでこれに気づいたアレイシはソフトタイヤを履いたバイクに乗り換えてピットレーンスタートとなった。完全なチーム側のヒューマンエラーだったが、フランチェスコ・バニャイアの転倒、ファビオ・クアルタラロが8位となったことで、まだチャンピオンシップ争いの可能性は残っている。

ミスから学んで成長しなければ

アレイシ・エスパルガロ

「今日のレースではさらにポイントを獲得するチャンスがあったはずでした。今回はチャンピオンシップのライバルよりも明らかに速いペースで走行することができていました。こうしたことから考えると、サイティングラップの最中に発生したバイクのトラブルは本当に大きな出来事でした。」[adchord]

「非常に悔しいです。しかし、チームとして今回のミスから学び成長していかなくてはいけません。チームとして共に戦いこのレベルまでやってきました。ですから、最後のレースの最終ラップまで全力で走って行きます。」

(Photo courtesy of michelin)