残り2戦でフランチェスコ・バニャイアとの差は27ポイントとなったアレイシ・エスパルガロ。表彰台を狙えると思っていたが、トラクションコントロールが加速時にパワーをカットするようになったことで、加速でライバルに置いていかれる状況となった。レース序盤に何度もワイドになる瞬間があったが、その影響だったのかもしれない。原因究明をして最終2戦に挑みたい。

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トラクションコントロールがパワーをカットしていた

アレイシ・エスパルガロ

「素晴らしい形でスタートして表彰台争いが可能だと思っていました。でもレースの序盤でトラクションコントロールが大幅にパワーをカットするようになり、加速が出来なくなってしまったんです。加速をするたびにタイムを失う状況でブレーキングで差を詰めようとしていました。」

「マーべリックも同様の問題が発生していたので、原因を特定する必要があります。この問題のせいで表初台争いが出来ませんでした。ファビオが転倒してはいますが、自分の順位もよくなかったので、この機会を活かせていません。ペッコは表彰台ですからさらにポイントが開きました。」

「最終2戦を迎える状況でタイトル争いが出来ていることは誇らしいですね。しかし、27ポイントの差は大きいですし、ペッコとDucatiの組み合わせを相手にあと2戦しかありません。でも諦めずに挑んでいきます。」

(Photo courtesy of michelin)