Kawasaki Racing Team WorldSBK、Kawasaki Puccetti Racingは12月1日と2日にヘレスで2023年のプレシーズンテストを行った。テストは木曜日と金曜日に行われているが、金曜日は雨が振り始めたことにより、テストはやや短縮された形での実施となった。
ジョナサン・レイはテストに参加したライダーとしては最速の1’39.911を記録している。アレックス・ロウズはジョナサン・レイと同様に50周を走行、この日のライダーとしては3番手タイムを記録している。次回のテストは1月末にヘレスで再度行われる。[adchord]
ジョナサン・レイが最速タイムを記録
ジョナサン・レイ
「オフシーズンに向けてハードパーツの選定をする必要があったので重要なテストでした。これで来年良い方向でスタートをすることが出来るでしょう。重要なパーツの中で3、4アイテムしか判断が出来てはいませんが、2023年型のバイクに乗れたのは良かったですね。改善が必要なエリアも当然ながらあります。特に電子制御部分はこうした作業が必要です。」
「ステップ・バイ・ステップでパッケージを作り上げているところです。トラックはウェットパッチが残る状態で完璧とは言えない状況でしたが、アイテムに対して判断をすることは出来ました。良い形でオフシーズン迎えることが出来て嬉しいです。数週間の休暇を楽しみたいと思います。」
アレックス・ロウズ
「テスト中の天候は望ましい状態ではありませんでしたが、バイクのフィーリングは良かったですね。路面が濡れている時にパフォーマンス面以外のテストを行っています。」
「2023年に向けたアイディアを確認するために比較テストを行っています。リアに関してテストを行って良いものもあれば悪いものもあります。良かったのは多くの周回を重ねるなかで多くのデータを収集出来たことです。次回は1月末のテストが楽しみです。」
(Photo courtesy of KRT)