KTMに移籍したジャック・ミラーは金曜日のセッションをトップタイムで終えた。KTMのRC16はミラーと相性が良いのではと言われてきたマシンだが、早速スピードを発揮してきた。バイクはすでに自分のバイクのように感じられているとのことで、土曜日のスプリントレースでの活躍が期待出来る。
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スプリントレースが楽しみ

ジャック・ミラー

「今朝は少し苦戦しましたけどバイクにリアソフトを履かせたことで問題が少し改善しました。これで最終セクターでよりプッシュ出来る安心感を手に入れることが出来ました。エネアを参考に走ったことで役立ちましたけど、レッドフラッグが出た時は本当に良い走行が出来ていたんです。」

「セクター2まで走行してレッドフラッグとなりましたけど、その時点でかなりタイムを改善出来ていました。その後再び新しいリアを履いてこれをしっかりと機能させることが出来ました。ペース面、バイクのジオメトリー面でも満足しています。エンジンもバレンシアテストから悪くありません。KTMの皆の作業に感謝です。」[adchord]

「この形で作業を続けていきたいですし、こうしてフロントに立てたことが嬉しく自信になりますね。シーズン最初のスプリントレースに向けて楽しみですし、バイクも自分のバイクのように感じられています。KTMはフロントの安心感が非常に高くて、フロントタイヤから豊富なフィードバックがあります。こうした特性がありますから限界を掴みやすいと感じますね。」