トプラック・ラズガットリオグルのマネージャーでもあるケナン・ソフォーグルは、トプラック・ラズガットリオグルの将来について、カタルーニャでのMotoGPテストを終えた時点では不明であること、ヤマハで走ることが第一希望であると語っていた。

実際、ヤマハはトプラック・ラズガットリオグルに対して2024年、2025年の複数年契約を提示しているようだ。しかし直近のインタビューにおいて、ソフォーグルはヤマハ以外のメーカーとも交渉をしていること、MotoGPデビューの道も継続して話していることを明らかにした。

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ヤマハからのオファーは望むようなオファーではなかった

ケナン・ソフォーグル

「ヤマハからのオファーは一旦断っています。彼らのオファーは我々が望むようなものではありませんでした。カタルーニャではトプラック・ラズガットリオグルを走らせたいというコミットメントを見せて欲しいと言っていたんです。それまではヤマハ以外のメーカーとは話し合いを持たずにいました。」

「今はヤマハ以外のメーカーともオープンに話し合いをしています。現在はBMW、カワサキからのオファーがありますし、MotoGPでも話しているメーカーがあります。トプラックはBMWからのオファーに関心があるようですが、ホンダからはオファーはありませんね。」

「2020年にヤマハに移籍する時に、周囲からトプラックのキャリアを潰すことになると反対されたんです。現時点でトプラック・ラズガットリオグルはヤマハに満足しきっていませんし、彼のベストの状態で走ることが出来ていません。ポジティブな面としてヤマハは複数年契約をオファーしてくれていますし、トルコヤマハとの関係も良好です。急ぎはしませんから、夏までは来年以降のシートについて決定はしないでしょう。」

(Photo courtesy of yamaha)