アルヴァロ・バウティスタはミサノで20日、21日の予定で開催されている2日間のテストでMotoGPマシン デスモセディチGPを操縦。Ducatiテストライダーであるミケーレ・ピッロとマシンを共有し、2018年以来初めてMotoGPマシンに乗った。

バウティスタの最初のコースインは現地時間の09:00から13:00で、久しぶりとなるMotoGPマシンに慣れるため、4時間ほどデスモセディチを走らせた。初日は晴天に恵まれ、バウティスタは約60周を走行。最初の3スティントは、マシンのフィーリングを探るため、インとアウトを除いて9周走行。4回目のスティントは13分と少し短かったものの、ボックスに戻ってから15分後にはコースに復帰した。次のスティントは12周で、現地時間12:00前に走行を終了した。[adchord]

バイクをしっかりと理解出来た

アルヴァロ・バウティスタ

「キャリアを通じてMotoGPのファクトリーマシンとチームと共にテストするのは初めての経験でした。こんなチャンスは人生で1度しかありません。5年前にフィリップアイランドでレースをしたことがありますが、しっかりと準備出来ていなかったんです。今回またこのバイクに乗ることができて本当に嬉しいです。1周目からフィーリングは良くて、バイクをしっかり理解できました。バイクへの適応ははうまくいっていますが、2018年と比較するとバイクは大きく変わりましたね。

今のバイクは特に空力面で違いを大きく感じます。FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)で長く走っていますから、バイクが硬く、タイヤも硬く感じます。適応がうまく行かない可能性も考えていましたが、最初の数周でフィーリングは良くなりました。」

(Photo courtesy of Ducati)