エネア・バスティアニーニは後半戦に入ってもGP23を自分の思うように操れていない様子で、午後もターン2で転倒。16番手でプラクティスを終了した。彼が昨年活躍した時に使用していたGP21と比較すると、GP23はやはり大きく変わっているということなのだろうが、その強みを自分のライディングとミックスすることが出来ていないようだ。[adchord]

落ち着いてセットアップを進めることが必要

エネア・バスティアニーニ

「今日はもっと良い走りが出来たかもしれない。スタートは悪くなかったものの、プッシュしようとするといつもと同じ問題が出てきて、FP1が終わった時点でフィーリングが良くありませんでした。FP2では別の解決策を試したんですが、競争力を高めることは出来ませんでした。」

「午後はターン2でフロントを失い、転倒してしまった。今日はハッピーな1日ではありませんが、落ち着いてセットアップを進め、感覚を研ぎ澄ましていく必要があります。このマシンは以前のものとは違うし、僕のライディングスタイルもこのバイクに対して合っていません。現時点で1回しかフルレースを戦っていないので、まだこのバイクで違うことをするのは難しいですね。」

(Photo courtesy of Ducati)