アレックス・リンスは長らく脚の怪我に苦しんできたが、木曜日に行われたメディカルチェックをパス、これで日本GPのレースウィークエンドでの走行が決定した。なお、現段階ではメディカルチェックを通過しただけに過ぎず、本人が実際に金曜日走行してみてどう感じるかはこれからだ。可能性として金曜の走行時点でこれ以上の走行は難しいと判断する可能性は一定あるだろう。[adchord]
痛みが激しいようであれば走行は続けない
アレックス・リンス
「昨日マドリッドでX線写真のチェックを行い、骨の回復が進んでいることが確認できました。ですから次のプロセスに進み、MotoGPバイクに乗ってフィーリングを確かめることになりました。ターゲットは練習走行ごとに判断することになりますから、痛みがあまりも激しいようであれば走行を続ける意味はないと思っています。」
「家でレースを見るのは非常に辛いものでした。自宅ではミニバイクでテストをして痛みがある状況だったので、アラゴンで1,000ccをテストしました。しかしこの時も痛みでライディングは難しいと感じたので、1ヶ月また時間を置いていました。ですから明日がまた久しぶりにバイクの乗る時間となります。」
「明日テストしてみて痛みがどの程度かで判断していきますが、痛みの状況によっては棄権も考えています。痛みが酷いのであれば、自分にとっても他のライダーにとってもリスクが大きいですから。」
(Photo courtesy of michelin)