強敵としてここ数戦立ちはだかるホルヘ・マルティン相手に、徐々にポイントを失っているフランチェスコ・バニャイア。ドライのスプリントレース、レインの決勝レースといずれのコンディションでもホルヘ・マルティンに勝利を譲った形となった。難しい状況の中で失うポイントを最小限で食い止めたとも言えるが、シーズン終盤に向けてポイントを取り返していきたい。[adchord]
レインでも良い走りが出来た
フランチェスコ・バニャイア
「今日は今までの2位よりも嬉しいですね。このコンディションで戦うのは本当に難しいと思っていました。通常はウェットは得意でありませんしね。ホルヘ相手に戦うなかでペースが上がっていきました。残り3周ほどでミスをしてしまい、差が広がってしまいました。赤旗は適切な状況で振られたと思います。徐々にアクアプレーニングのリスクが上がっていましたから。ポイント差がさらに縮まってしまったわけですが、残りシーズンホルヘ相手に戦うのは楽しみです。」
「レース開始直後は緊張しましたが、フラッグtoフラッグは非常にうまくいきましたが、ピットレーンリミッターでポジションを落としました。このコンディションではプッシュしすぎるとフロントがロックしたり、リアが流れる状況で難しかったですね。今日はレインコンディションでも良い走りが出来たと思います。」
「ホルヘは今、キャリアの中で最も良い状況だと思います。自分たちもしっかりと難しい状況で結果を出せるようになっていますし、今朝も難しいコンディションで良い走りが出来ていました。残りのシーズンが本当に楽しみです。」
（Photo courtesy of michelin）